面白いアメリカンドラマ事情 その4
残る一本に一度はシリーズ化が見送られた「刑事コロンボ」が候補にあがった。
ピーター・フォーク、リチヤード・レビンソン、ウィリアム・リンクたちはこの新しいスタイル(ウィール方式と名づけられた)を気に入り、これなら自分たちの満足のいく作品作りができると、今度はシリーズ化に快諾したのである。
こうして「NBCミステリー・ムービー」は大成功した。
中でも「刑事コロンボ」の人気は群を抜いていた。
三十分、六十分そして九十分と時間枠を拡大してきた米TV界は、ついにこれに対応するウィール方式を確立したのである。